月曜日
昨日月曜日は妻の言葉にあまえてベッドから出ずにダラダラ。日中はほとんどベッドで過ごす。人間だらけると果てしないです。
夜の柔術クラスの「どーせスパーできないんだったらいってもしょうがなくね?」などとギリギリまでふてくされていましたが結局アカデミーへ。
今夜のテクニックは
サイドポジションからエスケープしてクローズドガードへ→フラワースイープしてマウントポジション→相手の片腕をキムラにいくフェイクをいれて半身になったところを腕十字
でした。
本日は本来スパー禁止にした日ですが一本だけ白帯の子と。やはり膝が不安でだめと判断してそのあとはベンチプレスとケトルベルでタバタしました。
このタバタプロトコル、20秒全力で動いたあと10秒インターバルを8回繰り返すんですが結構きついです。体をきずかって15キロのベルを使いましたが本来の自分の体重からいえば最低でも20キロをつかいたいところですなあ。
今後
この膝のぐらつきを抑えるのをどうしたものか…。
下から相手を右足ですくうとやはり「ビキッ!」という感覚とともに右膝下部に痛みがはしり、20秒くらいうごけなくなってしまいます。ただ別に歩く走るなんの問題もない。やはり膝にたまる水が関節の安定性を悪くしてそれが一定の条件でずれるみたいです。
整体の先生からは「年齢的に1日練習して2日休むくらいがいい」といわれてしまいました。自覚はないのですが体の背面、首背中腰が異常に張っているみたいです。「体は悲鳴をあげていてこのままだと爆発しちゃうよ?」といわれてしましました。
「今年は二回以上公式試合にでて黒帯を目指す」のが目標だったんですがここ数年の繰り返して
高い目標をもつ→けがでストップ
の繰り返し。かなりふてくされてきましたがとにかく体のケアをしっかりすることで少しでも内容の良い練習を集中してできれば回数も多くしていくしかないです。
その中でも「休息」「栄養」が自分の柔術ライフにはおおきくかけていると思います。
休息
練習を1日したら2日休む、はあまりにも大づかみにとらえすぎていると思います。柔術のトレーニングで体に大きく負担になっているのはスパーなのでこれをしっかり制限していこうとおもいます。
1日スパーしたら翌日スパーしない(スパーを連日でやらない)
また週一回くらいのペースで整体で体のメンテナンスをしてもらおうとおもいます。保険がきくので1000円くらいで背中や腰がすんごくらくになる!
栄養
膝治療
初老も過ぎて格闘技続けるならケアって大事ね、ってはなし。
膝の調子がやはりおもわしくないので治療にいくことにしました。日常生活は問題ないがなぜか足を完全に曲げた状態から相手をもちあげようとると膝下部が痛い。これでは下からの攻めがまったくできず、もぐる引き込むの動作が選べないのでレスラーみたいな戦いかたしかできません。
以前股関節周辺の固さをとってもらったN接骨院へ。結果受付でたたされ坊主でえらく怒られました。要約すると「一か月も前にけがしてなんでとっととこないんだよ」ってことみたいです。なんで怒られるのかあんまりよくわからないんですがとにかく治療はしてもらえました。
診断の結果…。
- 痛めたその夜はべつに痛みもでてなかったことから半月板は無事な可能性が高い。膝には水が溜まっている。この水がたまっているので膝関節周辺が不安定になっている。水を抜くのは最終手段でたまる原因を取り除いてやれば水は自然になくなる。
- そもそも右ひざがそうなった原因は腰の一部が異常に固いのが原因と思われる。また背中全体も異常に張っている。
- 右の手首がずれているせいで肘も痛みがある
ってことでした。先生の施術でそれぞれいっぱつで違いがわかるくらいになりました。特にいままで膝~ふくらはぎどれだけ重だるかったのかがよくわかりました。
先生のアドバイスは
- 膝はよく使ったあとはアイシングする。
- 体幹トレーニングで腹筋背筋の力を強化する。柔道柔術で上半身が弱いと足に依存するせいで痛めやすくなる。
- 股関節がかたいので重点的にストレッチすること。
- 栄養をとる
今後は普通に柔術して体の具合をたしかめながら治療継続するか様子をみようということでした。
プロテインの弊害
今夜は友人たちと飲み会で柔術にいけない。柔術をまじめにがんばろうとするときに一番障害になるのは夜のおつきあいではなかろうか。自分は仕事上の付き合い酒はほとんどしないが一般的なサラリーマンだとそうもいかないだろう。
お酒といえば最近ひさびさに再開したフルコンタクト空手をけっこう真面目にやっていた友人が「肝臓をこわした」という。彼は完全に下戸なのでなんでそんなことになったのかと思ったら「プロテインの呑みすぎ」らしい。ものすごーく端折って説明すると下戸の人はある意味で肝臓がひとより弱いわけで合成されたタンパクのプロテインは肝臓にけっこう負担がかかるらしく、肝臓の弱い人は要注意なのだという。
この話、20年くらい前に船木誠勝がたしかこの本のなかでいっていた。
この本のテーマはいかに筋量を増大させつつ、動けるからだを維持するか、だったとおもうがそのためには大量のタンパク質を摂取しなくてはいけない。ただプロテインばかりにたよると肝臓に負担がかかるので鶏ささみや卵白などを中心にとっていこう、てなことが書いてあった気がする。
自分のアカデミーでいろいろきくと格闘技の熟練者ほどプロテインはとっていない。それよりもBCAAとか他のビタミン群など疲労回復のほうに気をつけている。
フリーマット
土曜日の昼はオープンマット。13時で終わるこの枠に12時半に到着。そんでも事前のウオームアップは外しません。
前に決めたルールでスパーに臨もうと思いましたが
- 白帯がひとりしかいない
- んでその彼は体重80キロくらい?
ので白帯ライト級くらいの若者、もう少し年配の体重の軽い青帯、同体重同年齢くらいの紫帯とスパーしました。膝を曲げ切らないことと、たたんだ膝の上に相手を座らせない(ほぼ同意。膝を完全に曲げきってさらにそこ負荷がかあるのがこわい)、あとエビとかでいためた膝をマットにがちっとたてて力をださないようにスパーしました。やっぱり上になってるあいだはそんなに不安はありません。下になるととたんにだめになりますが。4本くらいスパーしておしまい。
クラス内容
膝回復期にあんまり根詰めて練習して疲労するのはよくないだろう、ってことで昨夜は練習おやすみ。ハイボールのみながら4月からうけもつ柔術クラスの内容を考えてました。プレッシャーの大きい仕事も内容を分解して整理すると落ち着きます。1時間半も毎回なに教えるのよぉぉぉぉぉ!!と悩みましたが
- 二か月間の期間だが祝日でけっこうつぶれちゃうので実際は7回(気が楽になる)
- 1クラス90分だがそのうち30分はスパー(さらに気が楽になる)
- 残る60分のうち15分はウオームアップ(やれるわ)
なので残るは45分。自分が教えられること、教えたいこと、教えたい対象はだれだろう、って考えると
- 柔術初心者で特に運動神経に恵まれてもないひとたちに
- ある程度毎回でれば基本的なテクニックと地力がつく内容を
- 怪我リスクや関節の負担すくなくやってもらいたい
ので
- スタンディングポジションからの安全な引き込み
- クローズドガードからの基本的な締め、関節、スイープ
を教えようと思います。最近他のクラスではベリンボロとかかっこいいテクニック教えてますがよく考えたらここ数か月内にはじめた初心者さんたちは下手したら十字締めさえしらないのでは。自分が一番最初に柔術をはじめたロスのジムではクローズドポジションを基本としてテクニックを習っていきました。そのころを思い出して教えようと思います。