プロテインの弊害
今夜は友人たちと飲み会で柔術にいけない。柔術をまじめにがんばろうとするときに一番障害になるのは夜のおつきあいではなかろうか。自分は仕事上の付き合い酒はほとんどしないが一般的なサラリーマンだとそうもいかないだろう。
お酒といえば最近ひさびさに再開したフルコンタクト空手をけっこう真面目にやっていた友人が「肝臓をこわした」という。彼は完全に下戸なのでなんでそんなことになったのかと思ったら「プロテインの呑みすぎ」らしい。ものすごーく端折って説明すると下戸の人はある意味で肝臓がひとより弱いわけで合成されたタンパクのプロテインは肝臓にけっこう負担がかかるらしく、肝臓の弱い人は要注意なのだという。
この話、20年くらい前に船木誠勝がたしかこの本のなかでいっていた。
この本のテーマはいかに筋量を増大させつつ、動けるからだを維持するか、だったとおもうがそのためには大量のタンパク質を摂取しなくてはいけない。ただプロテインばかりにたよると肝臓に負担がかかるので鶏ささみや卵白などを中心にとっていこう、てなことが書いてあった気がする。
自分のアカデミーでいろいろきくと格闘技の熟練者ほどプロテインはとっていない。それよりもBCAAとか他のビタミン群など疲労回復のほうに気をつけている。